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2012年 2月

リハーサル

2012/02/29

いよいよ明日は発表会のリハーサル!

毎年、年長児の女の子のお化粧や髪の毛を私が担当してるんですが、できるだけ本物に近くしたいなぁってことで、いつも事前に演目のPVをチェックするんですね。

今年はKARAとAKBなので、それぞれの曲のPVをチェックしていると・・・・。

http://www.youtube.com/watch?v=TczjBn2lt9E

なんだこれええええええ!!!!???

YOU TUBEでミッケしちゃいました!!!

 

思わずPC前で大爆笑してしまいました!

 

 

さて・・・

これはやっぱり・・・

とっきーあたりに本番やってほしいですよねえ・・・?(笑

 

明日ちょっと言ってみよーっと!

雪のち晴れ

2012/02/29

今日はいいお天気になりましたね。昨夜の雪景色がウソのようです。(私の主人は娘を誘って 出勤前にでっかい雪だるまを作ってました(*^_^*))

さて、保育園では発表会が近づいてきて子どもたちも保育者もみんな気持ちが盛り上がってきました。今日のまねっこ組のステージ練習では、立ち位置に顔写真を貼って踊る場所がわかるようにしてみました。でも張り切って踊るうちにあっちへ行きこっちへ行き・・・・・・=^_^=

いつも笑顔で楽しんで踊る子もいれば 恥ずかしくて動けなくなってしまう子もいますが それが2歳児のいい所だと思います。また、同じ振付けでも一人ひとり動きに個性があってとてもかわいいです。

本番はいつもと様子が違うので緊張して固まってしまう子もいるかもしれませんが あたたかい目で見守ってくださいね♡

2歳児 koga

 

 

 

和食!

2012/02/28

3月は年長さんが最後の月なので、もう一度食べたい給食メニューとして、リクエストに応える月になっていますが、3~5歳児にアンケートしたベスト3は、1位唐揚、2位カレーライス、3位ハンバーグでした。その後はうどんと続きます。でも毎日子供達を見ていたら、煮物や味噌汁なんて大好きで、お鍋が空っぽになって返ってくるので、和食も大好きの様です。和食って昆布やいりこ等の旨味をたっぷり頂くのがみそなんですが、これらの食材からうまみ成分が取れると最初にわかった人って偉い!と感心してしまうくらい本当に美味しいですよね~。毎日離乳食を昆布でだし取りながら、旨いなあ…としみじみ感じます。和食がいろんなところで見直されている今、実際昆布等で取っただしを哺乳瓶に入れて乳幼児に飲ませてみたら、本当に飲むそうです。日本人って生まれながらに和食が好きなのかもしれませんね。園の子ども達もこれからも和食の良さを知って、好きでいてほしいなあを思います。

給食室 みゆたん

 

マニュアルとルール

2012/02/28

いわゆる「マニュアル人間」というのは、マニュアルどおりにしか動けず、臨機応変に行動できない融通のきかない人のことを言います。

何事もないときはいいのですが、世の中というのは常に、いろんなことが起こり、同じ毎日を過ごすことはありませんし、全く同じことが起きる事もありません。

ですので、「マニュアル人間」だと、日々の生活や仕事において、往々にしていい結果を出せないことが多くあります。

いい結果を出せないだけならいいのですが、余計な手間やトラブルまで引き起こしてしまうこともあります。

これは、どうやら、マニュアルとルールを履き違えているからのような気がします。

マニュアルは、「基本的には参考になり、困ったときに役立つこともあるが、あくまでも参考にしかならないもの」であり、ルールは「他人に意図的に迷惑をかけないように、最低限、守らなければいけないもの」です。

マニュアルは守れても、ルールは守れない・ルールよりもマニュアル重視。

そんなおとなが増えている、もしくは目立っているように感じます。

 

うちの園では、子どもを「一人の人間」とみなして保育します。

一見、ものすごく子どものわがままを通す保育のように思われがちなのですが、人としての「ルール」にはとても厳しいです。

最低限のルールはきちんと守るからこそ、子ども達の自由が保障されるわけです。

逆に、マニュアルに関しては、あまり重要視していません。

マニュアルはあくまでもマニュアルであって、その時々で状況は違ってくるからです。

例えば、赤ちゃんの授乳ですが、マニュアルでは「これくらいの月齢なら4時間おき」などとあります。

ですが、4時間持たずに空腹を感じる子どももいます。そういったときは、マニュアルよりも、その子の空腹を満たす欲求を受け止める方が精神的にも肉体的にも重要ですので、4時間おかずに授乳します。

4時間あけることは、ルールではないからです。

 

世の中を生きていくには、臨機応変に行動できる柔軟さが必要です。

特に、景気が悪い状況だとなおさらです。

これからを生き抜いていかなければならない子ども達には、マニュアル人間にだけはなってほしくないものです。

ケースカンファレンス

2012/02/27

今日は午後から、行政と各小学校・幼稚園・保育所とのケースカンファレンスがありました。

それぞれの機関で、発達に課題を抱えている子ども達に、今後どのような配慮を行うべきか等の情報交換とケース検討などを行うものですが、年に数回、各機関から担当者が集まって数時間にわたり会議をしています。

今日のカンファで出た、ある園さんに通う子のケースです。

その子は、IQが124以上あり、同年代の子ども達と上手く関われない上に、頑固で、その子の対応に保育士が苦労している、というのです。

IQは、85から115程度が平均の範囲で、120を超えると非常に高い数値とされています。

120を超える場合、いわゆる天才肌タイプの子どもで、知的な面が非常に高いケースが多いわけです。

その話を聞いて、一体何に困るんだろうと不思議でなりませんでした。

同年代の子どもとうまく関われないのは、その子の発達レベルが同年代の子どもよりもたまたま上の年代の子どもたちと同じなわけであって、上手く関われないわけではなく、ただ、自分の発達に合った環境がないために、つまらなさを感じているだけのことです。

そのことで、トラブルになるならば、園はその子の知的その他の欲求を満たせる環境を用意してあげるべきですし、ひとりひとりに合った保育を提供するのが、今の日本の保育の最低限のルールなわけですから(現に、保育所保育指針には、ひとりひとりに合った保育を提供するようにはっきりと明文化されています)、子ども自身に問題があるわけではなく、きちんとした保育を提供していない園に問題があるのではないかなととても疑問に思いました。

喉まで出かかったのですが、下手なことを言うと、園否定や保育士否定としか受けられない恐れがあったため、何も言いませんでしたが・・・。

 

なんだかこういった話を聞くと、じゃあおとなは一体どういう子どもだったら納得するのかな?と疑問に思ってしまいますね。

要するに、平均で、枠からはみ出ず、集団の中にきっちり収まり、おとなの言うことだけを盲目的に正しいと受け入れる、そんな子どもしか「いい子」じゃないのでしょうか。

それ以外の子どもは、みんな「問題のある子ども」なんでしょうか。

 

なんだかおかしな話ですよね。

誰一人同じ人間なんていないですし、特にこの乳幼児期は、社会的なルールやモラルを身につけるには、まずは、子どもの受容をきっちり経ることが最低限必要な時期です。

子どもの需要を無視して、おとなの受容を子どもに強いてる気がしてなりません。

そんな状態でよく「子どものため」とか言えるなぁ・・・と中身が子どものままの私は、純粋にそう思ってしまいます。

興味津々・・・

2012/02/27

先週土曜日の夕方、あちよち組のお部屋に新しく木製のパネルが届きました。

ハイハイ前のよちよち組さんたちが過ごす畳ゾーンと、他の遊びの空間を仕切れるように

設置されました。

今日登園して、初めて目にした子どもたちの目がキラリ!!

さっそく駆け寄って行き、あれこれ興味津々なようす・・・

ねじの部分を夢中になっていじってみたり、

ボードに開いている丸穴に腕を入れてみたり、足をかけて登ってみたり、

軽々と乗り越えていく子もいました。

お友達とパネル越しに立ち、丸穴を使ってごにょごにょと電話ごっこをする子もいました。

間仕切りに置いたパネル一つでも、こんなにいろんなあそび方に広がっていくんだなぁ・・・

と感心しました。

 

ただの間仕切りでは終わらせない子どもたち!!

今後の使われ方に興味津々です(*^_^*)

 

あちよち組 tae

 

 

 

食べるということ

2012/02/26

昨日、食育に関しての研修を受け、他の園のプレゼンや講義を聞きながら、ふと、そもそも食べることってなんだろう?と考えました。

私達って毎日毎日、当たり前のように何かを食べたり飲んだりしていますよね。

なんで食べるのかって言えば、お腹が減るから。

なんでお腹が減るかといえば、自分の身体が死なないように生き続けるため。

じゃあ、食べることさえすればいいのかというと、そうではないんですね。

食とこころって密接に結びついていて、食べることに関して何かを強制され続けると、徐々に何らかの警告を体が発するようになってきます。

例えば、過食や拒食などですね。

こんな話があります。

私の友人は、子どものころから、家族みんなで食事をすることを義務付けられていました。家族みんなで食事をすることは決して悪いことではないのですが、その食事の風景はとても厳格で、お箸の持ち方、食べる姿勢、食べる順番などなど、しつけがとても厳しく、少しでもやり方が違うと、お父さんから怒鳴られていたそうです。

好き嫌いなんてもってのほかです。

食事中は、必要最低限の会話のみで、静かな食卓を家族で囲む毎日だったそうです。

友人は、とにかくその食事の時間が嫌で嫌でたまらなく、お母さんが作る食事をおいしいと感じる余裕もなく、とにかく食卓に並んだものを口に詰め込み、早く食事を終わらせることが一番の目的だったそうです。

高校卒業後、その友人は、一人暮らしを始め、自炊をするようになり、ダイエットに成功したんですが、特別なダイエットをしたということはなかったんですね。

ただ、食事をちゃんと噛んで食べるようにしたということと、食事を楽しんだということだけ。

つまり、実家にいるときの食事は、嫌な時間だったため、ほとんど噛まずに飲み込んでいたのです。そして、自分が食べたい量ではなく、出されたものを全部食べなければいけなかったため、過食になっていたわけです。

そして、慢性的に悪かった胃腸の状態もよくなり、便秘も解消されたそうです。

 

もしかすると、最近の若い人たちの孤食などは、こういった家庭での融通のきかないマニュアル的な食事風景が原因のひとつでもあるのかもしれませんね。

こうするのがいい、ああするのがいいと、本やテレビなどでいろんなことがマニュアル化されていますが、そこにいる人間の状況に応じて活用しなければ、効果が出るどころか歪みが出てしまいます。

こういったことは、現代では、長い時間を過ごす場所である保育所でもみられることではないでしょうか。

そこにいる子ども達がどんな表情で食事をしているか、子ども達がその時に何を感じているか、どんな意思をもっているか、そういったことをきちんと私達が感じ取り、臨機応変に対応していくことが、現代では特に必要なのではないかと思います。

るんびにアイドル♥

2012/02/25

発表会まであと、7日!!

子どもたちはなりきって、曲に合わせて踊っています。

女の子たちが踊るところをみるために、男の子4~5人集まってみていました。

振付のハートを向けられると、デレデレして顔を隠していました。

どこかの劇場のように、盛り上がっていました。

 

普段はおとなしい子も、恥ずかしがり屋でも、人前に立って自分を出している姿がみられるこの時期。

この勇気がみれることが、発表会の一番の見どころだなと思います。

345担当       yoshihara

食育研修会

2012/02/25

今日はお昼から春日市のまみぃ保育園さんで食育研修会でした。

子ども・子育て新システムの子ども指針のワーキングチームの一員であり、新宿せいが保育園の園長の藤森平司氏を講師にお招きして、北は石川県、南は鹿児島県という全国各地の先生方と共に食育について学んできました。

まみぃ保育園さんに向かう前に、今回の参加者である光徳保育園の副園長先生と佼成育子園の主任保育士さんがうちの園に見学に来られました。

短時間でのバタバタした見学でしたが、わざわざおいで頂き、本当にありがとうございました。

食育研修会は、福岡県見守る保育研究会の番外編として行いましたので、事務局である私は事務的なことをチマチマとやりながら、会場で、新宿せいがさん・まみぃさんの食育に関する取り組みを聞きました。

うちからは、うれしいことに栄養士さんが全員参加してくれ、とても熱心に聞き入ってました。

きっと、今回学んだことを、いろんな形で実践してくれるんだろうなぁ・・・。

すごく楽しみです!

 

今回の研修は、突発的なもので、かなり突貫での研修だったのですが、全国各地から福岡に集まっていただき、総勢50名近くの参加者となりました。

各地で保育に本気で取り組んでらっしゃる方ばかりで、みなさんとお話をさせて頂く事で、またいろんな気づきを頂くことができました。

子どもを主体において保育の話ができるということは、本当に嬉しくありがたいことです。

こういった話が地域でできるのが一番いいのですが、地域での研修といえば、なんかこう、腹の探り合いとか、プライドのぶつかり合いとかで、基準が子どもではなく「おとなの見栄」なので、一向に保育の話なんてできません・・・。

今の時代だからこそ、子どもを主体にした保育の話を横のつながりを持って深めていかなければいけないと思うのですが、なかなか・・・。

 

本当に、いろんなことを振り返ったり、学んだり出来た1日でした。

食育に関しての内容は、今後、小出しにしていきますね!

 

気になる子って?

2012/02/24

この数年、「気になる子」という言葉があちこちで出てきます。

いわゆるじっとできない子や発達が偏っている子などのことを遠まわしに言う表現なのですが、この「気になる子」というのは、どうもおとな主体の表現のような気がしてなりません。

おとなから見て「気になる」わけで、それが子どもの発達を専門的にみた上での考えならまだ理解できますが、どうもただ「おとなの言うことをきかない」とか「思い通りに動かない」とか大人の都合で見ての言葉のような気がします。

そして、何を基準に気になっているかというと、子どもの月齢に応じた発達の平均的なものを目安に、それに達していない場合に「気になる」わけです。

確かに、月齢ごとの発達の目安は、子どもの発達をみていく上で、目安としては有効的なものですが、それはあくまでも目安であって、発達のスピードは子どもそれぞれで違います。

親からすると心配ですし、遅れているんじゃないかと不安になることも多いと思います。

一番不安になるのは、誰よりもその子どもの親であるわけです。

ですが、近年、発達障害や気になる子だという言葉が、さまざまな所で耳にするようになり、専門的な知識もなくケアも出来ない人が、やたらとこれらの言葉を使っては知った顔で発言することが多くある気がします。

専門的な知識もなく、マニュアル本を見ただけで、子どもを判断し、決めつけ、やたらとすぐに検査をしたがったり、なにかしらの診断名をつけることに躍起になったり・・・。

その結果、親に対して負担を強いるばかりで、まともなケアもできず、虐待や育児不安を煽るだけにつながってしまっていることは否定できません。

 

確かに、子どものためを思えば、早めに苦手なところを発見し、それをケアしていくことがとても大事です。

ですが、親の受容もなしに、「子どものため」だといういかにも素晴らしい名目を掲げ、やたらと色分けしようとしている所が目立ってます。

行政にしてもそうですし、幼稚園や保育所・学校などでもそうです。

本当に子どもの発達を考え、子どものためを思うプロならば、いかに親の不安を取り除きながら、負担をかけずに、前向きに子育てできるようなケアで子どもの苦手な部分を補うやり方をやっていくのが、本当のプロというものではないでしょうか。

もちろん、私を含め、うちのスタッフたちは、まだまだプロと呼べるほどのものではありませんし、発展途上ではあります。

ですが、プロとしての意識だけは、常に忘れないようにしています。

親を追い詰め、子どもを追い詰め、色分けして診断名をつけることが、本当のプロの仕事でしょうか?

それが本当に子どものためでしょうか?

プロとして、もう一度、「プロということ」、「本当に子どものためということ」、そういったことを特に行政と同業者には考えてほしいものです。

 

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