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2012年 8月

オムレツでおかお(*^。^*)

2012/08/31

こんにちは!最近は少し涼しくなってきたせいか、子ども達の食欲がでてきて、ご飯やおかずが空っぽになって返ってくることが多くなりました☆

少し前の給食が、オムレツだった時の事。以上児さんのクラスは、お当番さんが配膳をしてくれるので、量や盛り付け方の見本として1セット分の給食をおぼんに作って見本としてあげているのですが、その見本のオムレツに、ちょっとした遊び心で、ケチャップでスマイリー?みたいに目と口をちょんちょんっとかいてあげていたんですね♪

するとその日のお当番さんが、「〇〇ね、今日お当番やったけんね、みんなのオムレツにおかお描いてあげたよ!」と嬉しそうに言いに来ててくれました。その後に、オムレツをおかわりしにいった何人かの子ども達が、「みて~これパパの顔!」「赤ちゃん描いたよ」「泣きべそかいたひと」と次々にケチャップで描いたオムレツを見せに来てくれました(^o^)

それでもケチャップをかけるのは少しと言われているので、みんなちゃーんと守って薄ーく描かれているのがまた可愛いんですね(笑)

たまにはこういうのもいいなぁと思いました(*^。^*)

給食室 池ちゃん

ブスの25ヶ条

2012/08/31

いやぁ すごいタイトルですね(笑

むしろもう目にしたくない言葉ですが、実はこれ、かの有名な宝塚歌劇団の裏校訓と言われるものなんですね。

伝説の教えである「ブスの25ヶ条」は、舞台袖に貼り出されていたりするそうです。

この存在を知ったのは、昨年行われた東京での経営会議の場です。

全国津々浦々から園長・理事長などが集って「子どもを主体」にした保育に関して2日間会議を行うんですが、その際に、とある園長先生のプレゼンの際にご教授頂いたものです。

25ヶ条の「こういう人はブスだ」という項目があるのですが、これは何も、「見た目」の問題ではなく、「人間性」の問題と感じます。

しかも、通常「ブス」といえば、女性を蔑視した言葉ですが、女性だけでなく、男性にも当てはまると思います。

もっと言えば、ここでいう「ブス」とは、「お客さんに人気がない」「人を惹きつけない」ということであり、これはそのまま保育の世界にも当てはまります。

つまり、ここでいう「ブス」は、「子どもが近寄ってこない」「保護者に敬遠される」「他の職員や他園の職員と円滑なコミュニケーションがとれない」ことです。

これはかなり保育園に勤めるものとして致命的です!

 

容姿端麗で才色兼備な女性しか合格できない宝塚歌劇団の養成校は、入学倍率が何十倍というものすごい競争率な上、入学を認められたあとも、規律が厳しいことで有名です。

こういった裏校訓があるのもさすがプロだと言えますね。

自己評価

2012/08/30

認可保育所では、厚生労働省より発布されている「保育所保育指針」において、いろいろなことが義務付けられています。

その中に、「自己評価」があります。

これは、自分の園の保育や保育者を振り返り、よりよい保育を目指すためのものであり、課題や問題点を発見し認識するためでもあります。

保育園だけに限らず、「組織」というものは、下手をすると閉塞的になりやすく、慣れが悪い方へ働き、ただのルーティンワークを繰り返すだけの日々になりがちです。

そういったことを防ぐためにも、自己評価は、それぞれが「自分なりの何か」を「意識」できるツールのひとつであるといえます。

うちの園でも、月に1度、保育環境や保育者のあり方などを、各自でチェックしています。

その月の反省点と次に生かすためにどうするかを考えるきっかけになっています。

チェック項目は、各園によって違うのですが、保育者に関してのうちの場合は、「子どもをひとりの人間とみなした態度で臨んだかどうか」や「保育者間のコミュニケーションが十分であったかどうか」「保育に関係することを何かしら学んだかどうか」など、保育に関して必要不可欠な項目を10項目くらい作っています。

熊本県の城山保育園さんでは、その自己評価のチェック項目のひとつに、「わかった気になっていないか」というものがあるそうです。

これは専門職についている人間すべてに当てはまる項目だと思います。

専門的な仕事をしている人間は、年数が経ってくると、中身があまり伴っていなくても「わかった」気になりがちなんですね。

20年保育者として子どもに携わっていても、子どもの心理や行動など理解していない保育者もいますし、「自分はベテラン」だと豪語するくせに、やっている保育は何十年も前の戦後教育だったり・・・。

時代の流れとともに、子どもを取り巻く環境は変化していきますから、子どもの姿が変化していくのは当然のことなんですけどね。

どの職業においても、共通して言えることだと思うのですが、「わかった気」になってしまった時点で、「終わり」ではないでしょうか。

「わからない」と感じるからこそ、「わかりたい」と思って何かを学ぼうとするものです。

「わかった気」にはなりたくないものですね。

夏の思い出 (*^_^*)

2012/08/30

8月も終わり・・・夏休みももう終わりになりますね。

夏休み中は、卒園児さんたちも送迎時に一緒に来てくれて、あれこれおしゃべりをして行ってくれてました。

お出かけしたことや、お家でのできごとなど、楽しかったお話がいろいろ聞けました (*^_^*)

そんな中、ある日のあちよちぐみさんが遊んでいる光景に・・・

カゴをひっくり返して、底の部分にままごとの食べ物(ハンバーグ・ステーキ・パン・キャベツ・・・など)をびっしりと並べて囲んで座り、楽しそうに突っついたりお皿に取ったりしてました。

おまけに !!

 マラカスをネジネジして(粒コショウを挽いてる感じでした)みたり、厚紙でパタパタ扇ぐ真似をしてみたり・・・

ひとつひとつの仕草が本格的で、まさしくバーベキューがあっている感じでした !!

あちよちぐみさんも、夏ならではの楽しかったできごとがいっぱいだったみたいですね (*^。^*)

 

あちよちぐみ担当  tae

 

 

ダイバーシティ

2012/08/29

ダイバーシティ(diversity)とは「多様性」という意味です。

現在、日本でも、多くの企業が多様性問題の啓蒙活動や、多様性の推進に取り組んでます。

つまり、日本が抱える大きな課題のひとつであると言い換えることができます。

日本という国は、「同質」を重んじる文化です。要するに、「みんな同じ」でないといけない文化が根強いのですね。

日本語の「違う」という言葉には、different(異なる)の意味とwrong(正しくない)の両方の意味があって、「異なるのは悪いことだ」という価値観が根底にあるようです。

と言うことは、様々な価値観や種々雑多なものを受け入れるという「ダイバーシティ」を、日本人が真に理解、賛同し、推進するのは簡単ではないのでしょう。

しかし、欧米をはじめとして、世界の先進国においては、今日では、ダイバーシティを道徳や倫理からの視点だけでなく「企業戦略の一環」と考えています。

つまり、「多様な人材を取り込み、その人材が実力を十二分に発揮できて、正当な評価を受ける」という企業文化を構築することが、経営上の優先課題になっているのです。
ところが、日本においては、少子化に伴う労働人口の減少に直面しているにもかかわらず、この「ダイバーシティ」を理解し、賛同し、推進することについていけていない企業があまりにも多く存在します。

直面している問題が目の前に存在しているにも関わらず、です。

人材を多様化するのは待ったなしの課題といえるのですが・・・。

慶応義塾大学の高橋俊介教授は、日本企業が直面するダイバーシティを次のように非常にシンプルにレベル分けしています。

・ 多様性ゼロ⇒新卒男子だけの採用
・ 多様性の初歩⇒中途採用
・ 多様性の中級⇒女性の活用
・ 多様性の上級⇒外国人の活用

「女性や外国人を問わず、実力のある人材が最大限の力を発揮するような環境を提供し、組織の求心力を高める努力を怠っている企業は、将来の存続が危ういといって過言ではない」とのこと。

 

これらは、何も、「企業」に限って言えることではないと思います。

日本が世界の中で生きて行く上で、これらの意識なしにはもう「先進国」であることは難しくなってくるのではないかと思っています。

年々下がる一方のGDPやGNPを見れば、一目瞭然です。

確かに変わることに対しての不安や心配などは、誰もが抱える感情です。

しかし、「違うことがいけないこと」だとする日本の文化は、現代にはもうそぐわなくなってきているのではないでしょうか。

 

今後、世界の多様性は日に日に増して行くものだと思います。

これからの世の中を、今の子ども達は生き抜いていかないといけません。

そのためにも、多様性を常日頃から受容できるのとそうでないのとでは、おとなになったときに、その子ども達の生きる道筋が大きく変わってくる気がしてなりません。

天気になぁれ☀ 

2012/08/28

今回かなり大きな台風が通り過ぎましたね。昨日の帰りと今朝の園バスが運行できるか心配された方も多かったのではないでしょうか。暴風警報は出ていたものの、幸い少し遠くを通って行ったおかげで何とか通常通りの保育を行うことが出来ました。

 子ども達はいつもと変わらずに元気いっぱい!!でもプールやお外で遊ぶことが出来ず部屋の中で過ごしました。

まねっこの部屋では平均台を斜めに置いたものを歩いて最後にジャンプして飛び降りたり、ジャングルジムからジャンプしたり、すべり台を頭から滑ったりしてたくさん体を動かして遊ぶ子が多かったです。となりの部屋からも以上児さんの遊ぶ声がいっぱい聞こえて来て、パワーが余っている様子でした。

明日まで不安定な天気が続く予報が出ていますが、はやくお天気になってほしいな♡そして早く涼しくなってほしいな♡と思いました。

    2歳児担当 koga

女性が働きやすい会社

2012/08/28

2008年に「日経ウーマン」が行った「女性が働きやすい会社」に関する調査の結果は、働く女性にとって、とても興味深いものでした。

その年のトップ3は、「P&G」「資生堂」「日本IBM」の3社。

それぞれの働く女性に対しての制度は、働く女性、特に働く母親にとっては、どれもとてもありがたいものです。

どういった制度があるかというと・・・

◆女性管理職登用率 16%

◆ダイバーシティ(多様性)の尊重

◆仕事と子育てに関するカウンセリング制度

◆育児・介護・仕事サポート制度

◆フレキシブルな勤務体系

◆企業内保育施設

◆育児支援プログラム

◆平均勤続年数が長期

などなど。

産休・育児休暇はもちろんのこと、介護休暇やリフレッシュ休暇も整備されているとのこと。

 

大手の企業になればなるほど、女性の活躍が、企業の成長に不可欠なものであるとの理念をもっており、男性優位の社会に疑問を呈しています。

世の中に男性と女性が存在するように、企業に男性も女性も存在するのは当然のことです。

企業としても、やっと育った人材が、結婚や出産のために離職してしまうことへの勿体無さや理不尽さ、コストパフォーマンスの悪さなどで、長年頭を悩ませてきたようです。

その現実を憂うだけでなく、どうすれば育った人材を確保しておけるか、という考えにシフトチェンジし、実行に移すところがさすが大手の企業というところでしょうか。

 

女性は男性と比べ、同時処理が得意な性だそうです。

そのことからも、結婚や出産を理由に、仕事をなくしてしまうのは、勿体無い気がしますね。

 

食欲

2012/08/27

 「夏になってプールも始まったから、子ども達はお腹もすいて、モリモリ食べるようになるんだろうね~」と給食室のみんなで話していたのに、その逆で、食べる量が減ってしまい、ちょっとがっかりでした。
これは好きそうな?と思った献立でもたくさん余ってきたりしたこともありました。との事を、前回のブログで書いたのですが、今年の夏は去年より更に暑かったし、子ども達もこの猛暑に参ってたのでしょうね~
 ここ最近、朝夕少ーし秋の気配が感じられるようになり、子ども達の食欲も戻り始めました。
 子ども達には和食系が人気で、今日はおろしハンバーグでしたが、大根おろしも「好き!」と言っておかわりする子もいるし、たくさんおかわりに用意したハンバーグが全部無くなってしまったのにはびっくりでした。
 全部無くなってくるのは本当嬉しいものです。
 今日からしっかり組に新しく入ったお友だちも、何回もおかわりしてくれたようでみんなで良かったね~と話しました。
 食欲の秋です!これから私たちもますます張り切って作るからね!みんなたくさん食べようね!!
給食室 みゆたん

仕事と育児の両立

2012/08/27

保育所は、現行の制度ですと、原則として、「子どもを保育するおとなが家庭にいないこと、または家庭で保育を行うのが難しいこと」が条件になっています。

つまり、ほとんどのお母さんが、仕事なり、家庭で子どもを見ることができないなどの理由があるわけです。

そのため、働くお母さんは、常に仕事と育児とを両立させることで頭を抱えてしまいます。

育児に専念してしまえば、家計が苦しくなり、仕事に専念してしまえば、育児が疎かになってしまうわけです。

この仕事と育児の両立は、女性の社会進出と共に、大きな課題として現在も様々な論議が繰り広げられています。

世間でそれだけ論議されているということは、世の中のお母さん達がそれだけ困っていたり悩んでいるということです。

しかし、よくよく考えてみれば、果たして、仕事と育児を両立することってできるのでしょうか?

両立ですから、どちらも100%でないといけないわけですよね。

身体はひとつしかありませんから、はっきり言って、どちらも100%なんてできるわけないんです。

そもそもできないことを、両立させろと言われても・・・(笑。

 

そこで、近年は、両立という考えではなく、「バランス」という考えにシフトチェンジする企業が増えてきました。

要するに、仕事と育児とのバランスを上手にとっていきましょう、ということです。

身体はひとつしかないわけですから、ひとつの身体を100とすると、例えば40を仕事、40を育児、残りの20を家事とか自身のライフワークにあてる、というわけです。

 

この考え方だと、少し気が楽になる気がしませんか?

気をつけていること

2012/08/26

普段から、保育において、気をつけていることがあります。

それは、狭い視野で子どもや保護者と接しないようにすることです。

私の園における役割上、どうしても、外部のしかも同じ保育関係の方々とご一緒することが多いものですから、そこで入ってくる情報と言えば、「同じ保育関係者からみた」情報がほとんどになってしまうわけです。

もちろん、同業者だからこそ学べるものや気づけるものは多くありますし、そのことによって保育を深めることができますから、必要不可欠な情報です。

ただ、そちら側からだけの情報だけですと、子どもや保護者への視点が偏ったものになってしまいます。

ですから、普段から、保育関係者以外の方々と交流を持つようにしています。

仕事も年齢も性別もバラバラな方々との交流は、保育の世界では「常識」とされているものが通用しない世界です。

だからこそ、そこで得る情報が重要になってくると思っています。

なぜなら、ほとんどの子どもや保護者は、保育関係者ではないからです。

もちろん、こっちも、こちら側の情報だけでは、偏ってしまいます。

偏った見方は、子どもの発達を歪ませてしまう原因になると思っていますので、保育界からの視点と、世間一般での視点の両方がバランスよく必要だと思っています。

「保育界の常識は世間の非常識」

という言葉があるように、保育関係者の「当たり前」は、世の中では通用しないことが多くあります。そのことを知っているのと知らないのでは、普段の保育に大きく差が出るのではないでしょうか。

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