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子どもエッセイ

子どもの日

2012/05/06

昨日、5月5日は「子どもの日」でしたね。

子どもの日ということで、世の中のおもちゃ屋さんや、テーマパークなどはとても賑わったのではないでしょうか。

子どもの日は、祝日法で「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」日だとされています。

子どものことを大事にする日だと言う事は知っていましたが、「母親」のことが明記されているとはまったく知りませんでした(笑。

一説では、子どもが生まれ育つ上で、どれほど母親の役割が大きいかということを、考えてもらうためにもせめて子どもの日くらい、母に感謝するということを盛り込もうということになった、というのが由来だそうです。

確かに、子どもの成長には母親は欠かせないわけですが、最近では、「イクメン」という言葉でも知られるように、父親としてできる限り育児に参加するお父さんが増えてきています。

本来、子どもは母親だけで育てるものでも両親だけで育てるものでもなく、祖父母や地域の人々みんなで育てるものだと私は考えています。

いろんな大人が関わることで、子どもは正常な発達を遂げるものです。

そういえば、昔は、自宅で出産するのが当たり前で、出産の際には、父親になる男性が、お湯の準備などを行い、必ずと言っていいほど立会い出産が当たり前の光景だったそうです。

新生児の死亡率を下げるために、医療が発達し、現代のような産院での出産が当たり前になっていますが、現代の出産の現場に、まともに立ち会える男性はかなり少ないそうですね。

途中で失神してしまう人や、最初から立会いを拒否する人も結構いるそうです(笑。

時代の流れで、自宅で出産する光景など見たこともない人々が増えてきたせいでしょうね。

まぁ、元々、男性は出血などには弱い生き物ですので、仕方ないことなのかもしれませんが(笑。

また、旦那さんがいると安心できずに出産しづらいという女性も多いようです。

産院さんの中では、生まれてくる子どもを大切にしてもらうという目的で、原則として立会い出産を決まりとする産院さんもあるそうです。

出産ひとつにしても、本当に色々ですね。

 

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