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子どもエッセイ

Changes

2012/07/27

2パックの「Changes」のお話の続きです。

内容がかなり過激な部分もあるので、全部の歌詞を掲載することは避けますが、一部、心に響く部分だけピックアップしたいと思います。

「誰もかれもが人種差別主義者に見えてくる
誤解から生じた憎しみは、人種同士の醜い争いを引き起こすん��
俺たちがこんなにも虐げられているのは何故なんだ?
きっとどこかにここよりマシな場所があるはずさ、無駄な時間を過ごすのはもうやめよう
人間の心から邪悪なものを取り除けば、誰もが俺たちに正当に接してくれるはずさ」

「世の中を俺たちの力で変えていかなけりゃ
みんなで力を合わせて世の中を変えようぜ
先ずは食事法を変えて
それから生き方を変えるん��
そして互いの接し方を変えていこうぜ
昔のままのやり方じゃダメだってことは判ってるだろ」

この歌詞は、黒人でありスラム街出身というだけで、理不尽な差別を受けてきた2パックだからこそ書けるものです。

黒人の歴史が、過去に奴隷であったというだけで、現代でも虐げられなければいけないのは何故なんでしょうか?

同様に、日本国内でも、同和問題をいつまでも引きずって虐げられるような目に遭わないといけないのは何故でしょうか?

アメリカでは、アジア圏出身者への差別も近年増加傾向にあります。アジア出身というだけで、虐げられるのは何故でしょうか?

どうして生まれながらに辛い思いをしなければならないか、その理由を納得いくように説明できる人っていますか?

2パックの例を挙げるには、この場所はふさわしくないのかもしれませんが、糸島内でも同じようなことが見られることもありますよね?

そういったおとなの目は、子どもにだけは絶対に向けてほしくないものです。

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