MENU CLOSE

子どもエッセイ

信頼

2012/01/27

現在、来年度に向けての移行時期に入っているのですが、それぞれの子ども達が、興味のある子から順番に、ひとつ上のクラスに遊びに行っています。

まずは午前中や午後のあそびの時間から始め、徐々にお昼ごはん、お昼寝と、ひとつ上のクラスで過ごす時間を増やしていくわけですが、最初のうちは必ずそれまでのクラスの先生が付き添います。

不安を抱えやすい子や新しい環境が苦手な子などは、これまで親しんだ先生がそばにいることで安心感を得ながらも少しずつ離れていこうとします。

これは、子どもと先生との間に、信頼関係があるからです。

「先生がそばにいるから」という安心感は、次のステップに挑戦する意欲につながります。

そして徐々に、その先生がいなくても、新しい環境に自ら慣れ親しんでいきます。

 

先日、あるスタッフのブログを見て、信頼関係があるからこそできるワザだなと感心しました。

ちゃんと、子どもたちの次のステップを考えて、おとなとだけの関わりから、子ども同士への関わりへとつなげることも自然な形で進められていて、自然な形での移行が進んでいるなぁと感じました。

子ども達が自ら、新しい環境に働きかけ、次のステップへと自ら足を踏み込もうとすることは、自立へ向けての大きな一歩だと感じます。

私たちおとなは、子どもに対して「わからない・できないだろうから、やってあげなければいけない」という思いに囚われがちですが、一歩引いて子ども達へ間接的に働きかけたり、次の段階へ進むための環境を準備してあげることで、子どもは自ら次の段階へ発達しようとする姿を見せてくれます。

その姿をきちんと見つめ、子どもが自ら発達しようとする力を奪わないことが、とても重要なことだと思います。

 

top