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園のこだわり

蜂の命、お友だちの安全

2015/10/08

 今日の給食の時間、ランチルームの窓ガラスと網戸の間に大きな蜂(スズメバチ疑惑)がとまっていました。子どもたちは気になって気になって仕方がない様子でした。給食を食べながら先生から子どもが蜂に刺されたらどうなるか、蜂をいじめるとどうなるか?などについてあれこれ教えてもらっていました。

 しばらくして、給食後のお片づけをするために残ってくれていたA君が大真面目な顔をして「蜂をやっつけるスプレーでシュッてした方がいいよ!」「はやくやつけないと、、。」と言ってきました。すると近くにいた女の子がすかさず「やつけたらかわいそうやん!!」と言い返しました。

 なんて言い返すのかな~と思って聞いていたら「はやくやつけないと、、、だってお友だちが蜂に刺されて痛いとよ!!子どもが刺されたら危ないとよ!」とまたまた大真面目に言っていました!ついさっき先生にお教えてもらったことをしっかり覚えていたようです。

 たしかに蜂をやつけるのはかわいそう、でもお友だちが刺されるのは危ない、、。

蜂の気持ちを考える女の子、、

みんなの安全を考えるA君、、

2人が、悩んでいる間に蜂は命を奪われることなく、誰も刺すことなくス~っとでていきました。

人間も蜂も命はひとつ。蜂さん一匹にたくさんの事を学ばせてもらった給食時間でした!

 

しわわ 塗木

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