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子どもエッセイ

大阪にて・・・

2012/02/10

先週末の大阪で行われた保育所経営セミナーでは、子ども・子育て新システムに関連する様々なプログラムがありました。

行政の動向や新会計基準、保育そのものに関するものと多岐にわたっていて、よくある団体のセミナーと違い、ちゃんと「保育」そのものの枠がとってある勉強になるセミナーでした。

批判を受けるかもしれませんが、行政の動向や会計に関してなどは、日ごろからHPや行政からの文書などで読めばわかるようになっていますし、重要なことはちゃんと明記してあります。確かに日本語という言語はいろんな意味を含む言葉が多いですし、曖昧な表現も多いので、はっきりした表記というのはなかなかないのですが、たいていにおいて、「読めばわかる」ようになっています。

ですが、「保育そのもの」は、こればかりは読むだけではわかりません。

他園の実践などを写真や現場の方々の実際の声で受け止めないとなかなかわかりませんし、実際にその園に赴いて、自分の目で見てみないとわからないことが多いです。

しかも、日本には、保育所保育指針という厚労省から告示化されているものがあるのですが、その園の運営者によって、保育の方法は様々です。

ほとんどの保育所が、ちゃんと子どものことを考えて運営していると信じたいですが、やはり中には、保育の目的が「子どもを集めること」や「園の名前を売ること」などを基本としている園もありますし、「子どものため」といいながら、実際はおとなの都合でしか保育していない園もあります。

今回受けたセミナーでは、保育そのものに関するプログラムが2コマ設けてあり、どちらの園もとても勉強になる内容でしたし、うちの園が常日頃からやっている保育と内容がほぼ一緒でしたので、これもまたびっくりしました。

やはり、子どもを主においた保育を考えれば、同じような保育形態になるんだなぁと改めて気づかされました。

ちなみに、2コマあったプログラムの内の1コマの講師をされていたせいがの森保育園の園長先生である倉掛秀人氏は、うちの園も常日頃からお世話になっている方なのですが、講演後、倉掛先生とゆっくりお話することができました。

倉掛先生がされるお話は、相変わらず深いお話で考えさせられることばかり!

いろんな気づきを頂くことができました。

その内容については、また後日UPしたいと思います。

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