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子どもエッセイ

ケースカンファレンス

2012年2月27日 月曜日

今日は午後から、行政と各小学校・幼稚園・保育所とのケースカンファレンスがありました。

それぞれの機関で、発達に課題を抱えている子ども達に、今後どのような配慮を行うべきか等の情報交換とケース検討などを行うものですが、年に数回、各機関から担当者が集まって数時間にわたり会議をしています。

今日のカンファで出た、ある園さんに通う子のケースです。

その子は、IQが124以上あり、同年代の子ども達と上手く関われない上に、頑固で、その子の対応に保育士が苦労している、というのです。

IQは、85から115程度が平均の範囲で、120を超えると非常に高い数値とされています。

120を超える場合、いわゆる天才肌タイプの子どもで、知的な面が非常に高いケースが多いわけです。

その話を聞いて、一体何に困るんだろうと不思議でなりませんでした。

同年代の子どもとうまく関われないのは、その子の発達レベルが同年代の子どもよりもたまたま上の年代の子どもたちと同じなわけであって、上手く関われないわけではなく、ただ、自分の発達に合った環境がないために、つまらなさを感じているだけのことです。

そのことで、トラブルになるならば、園はその子の知的その他の欲求を満たせる環境を用意してあげるべきですし、ひとりひとりに合った保育を提供するのが、今の日本の保育の最低限のルールなわけですから(現に、保育所保育指針には、ひとりひとりに合った保育を提供するようにはっきりと明文化されています)、子ども自身に問題があるわけではなく、きちんとした保育を提供していない園に問題があるのではないかなととても疑問に思いました。

喉まで出かかったのですが、下手なことを言うと、園否定や保育士否定としか受けられない恐れがあったため、何も言いませんでしたが・・・。

 

なんだかこういった話を聞くと、じゃあおとなは一体どういう子どもだったら納得するのかな?と疑問に思ってしまいますね。

要するに、平均で、枠からはみ出ず、集団の中にきっちり収まり、おとなの言うことだけを盲目的に正しいと受け入れる、そんな子どもしか「いい子」じゃないのでしょうか。

それ以外の子どもは、みんな「問題のある子ども」なんでしょうか。

 

なんだかおかしな話ですよね。

誰一人同じ人間なんていないですし、特にこの乳幼児期は、社会的なルールやモラルを身につけるには、まずは、子どもの受容をきっちり経ることが最低限必要な時期です。

子どもの需要を無視して、おとなの受容を子どもに強いてる気がしてなりません。

そんな状態でよく「子どものため」とか言えるなぁ・・・と中身が子どものままの私は、純粋にそう思ってしまいます。

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