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子どもエッセイ

次年度に向けて

2012/03/10

3月も半ばに差し掛かろうとしています。

年度末ということもあって、卒園する子ども達のアルバム作りや卒園式などの準備と同時に、次年度の準備も合わせて進めています。

来週末の土曜日は、平成24年度の入園・進級説明会を行います。

毎年度、年度当初に新規で入園してくる子どもというのはかなり少なく、年度途中からの入園が多いのが昨今の風潮ですね。

そのお陰もあり、園では、だいたい運動会が終わってから年明けくらいまでの間で、徐々に次の年度に向けての移行を行っています。

ですので、新年度を迎えるころには、子ども達はすっかりひとつ上のクラスでの生活に慣れていますので、いわゆる「年度当初で子ども達が落ち着いていない」という現象はほとんどありません。

どちらかといえば、年度当初よりも年度末のほうが、子ども達は落ち着きがないように感じます。

というのも、年長さんの卒園があるからです。

わくわく・わんぱく組さんは、特に年長さんとのつながりが大きく、いろんなところで年長さんに支えられてきたことが多いので、どうしてもこの「お別れの時期」には不安定になってしまいます。

年長さんも、卒園する寂しさや小学校入学への不安・期待でそわそわすることも多くなります。

一見、すごく不安定で、おとなから見ると心配になることもありますが、子ども達は、こういった別れと出会いとを繰り返すことで、それぞれの心の中で、様々な思いを抱え成長していきます。

少しずつ次のステップへ進もうとしている子ども達を一緒に見守って頂けたらと思います。

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