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子どもエッセイ

還暦

2012/03/15

るんびに保育園は、ちょうど今日で60歳の誕生日を迎えました。

うちの園は、私の祖父が開園し、地域に根ざした園として代々運営されてきました。

時代の流れと共に、財団法人から社会福祉法人へと変わり、託児的な役割しかなかった保育所から養護と教育が一体となった保育所へと変わってきました。

年を追うごとに、卒園児が保護者となってわが子を預けて下さるようになり、時の流れを感じます。

第1期生の方が祖父母としてお孫さんを預けて下さることもあり、一口に60年と言っても、その間に様々な思い出が詰め込まれています。

卒園した方が親になり、おじいちゃん・おばあちゃんになり、長い時間をかけて園と関わって下さることはとてもありがたく思います。

こういったことも、都会ではなかなか味わえないものかもしれません。

60周年を迎えられたのも、それぞれの時代で園を支えて下さった保護者の皆様とその子ども達、縁の運営に深いご理解を示して下さる地域の皆様と、諸々の関係機関によるものだと思います。

あと40年生きれるかどうかはわかりませんが、100周年を迎えられる時が来るといいなと心から思います。

今後も、皆様方の深いご温情とご理解を賜りますよう、日々の保育に努めてまいりたいと思います。

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