MENU CLOSE

2012年 8月

かくれ脱水

2012/08/03

猛暑が続く中、熱中症ばかりが目立って取り上げられていますが、その前段階の「かくれ脱水」にも注目が集まっています。

熱中症は①体液の不足で起こる障害、②体温上昇で起こる障害の総称ですが、体内が脱水によって水分不足の状態ですと、熱中症になりやすくなります。

脱水症状と言えば、重篤な症状ばかりですが、実は、脱水症状の一歩手前で症状が出ていない・気づかないのが「かくれ脱水」です。

実は「かくれ脱水」になっているのに、今まではそれが気づかないままに放っておかれることが多かったのです。お医者さんにかかる脱水症の患者さんは、すでに発症してから数日経っている中度以上で、命の危険をともなうものが多く報告されているそうです。

「かくれ脱水」は自覚症状に乏しいため、ただの夏バテと放置されることも多く、また、どこでも起こりうるものでもあるので、注意が必要です。

中でも注意が必要なのは、屋内・夜間の就寝時・車内の3つだそうです。

涼しいところにいるから大丈夫と油断はできませんね。

これだけの猛暑が続くと、日ごろから、水分補給をこまめに行い、普段以上に子どもたちの観察を気をつけなければいけません。

脱水が疑われる時に、応急的な水分補給として、経口補水液を完備していますが、ご自宅で子どもの様子がいつもと違うなど、気になる点があったら、園の方にお知らせください。

子どもの体質によって、脱水が進みやすい子どももいますので、普段以上にご家庭でも観察をよろしくお願いします。

 

 

 

 

*配膳台*

2012/08/02

こんにちは!朝からセミのなく声が響いていて、夏真っ盛りですね☆

一昨日あたりに、以上児クラスの配膳台と、クッキングで使用する台が新しく届きました。

新しいものが増えるとわくわくしますね(*^。^*)クッキングの台は、赤と白で出来ていて可愛いんですよ♪まさに今オリンピック、日本の国旗の色ですね!笑

これからたくさんお世話になりまーす(*^。^*)

給食室 池ちゃん

全国一

2012/08/02

気象庁の発表では、8月2日は、全国的に猛暑となり、全国927観測点のうち最高気温30度以上の真夏日は646地点、35度以上の猛暑日は126地点に上ったとのことでした。

栄えある(?)全国一番の暑さを記録したのが、糸島市で、37.9度の最高気温を観測したそうです。

朝から「何だか今日はあついなぁ」と感じたのは嘘ではなかったんですね(笑

ちょうど、居残りさんの夕食の材料の買出し日だったので、夕方に準備をして外に出ようとしたのですが、廊下を歩いた瞬間に、まるで酸素不足の金魚のように一瞬息が出来なかったので、断念(笑

食材の腐敗などの心配もあるので、少し時間をずらし日が落ちてから買出しに行くことにしました。

それでも、車に乗り込んだ瞬間は、サウナ以上のものがあり、ここでも酸素不足の金魚状態に(笑

 

日が落ちてしまってからは、少し涼しくなり、心配していた食材も腐敗することなく無事に園に戻ってこれました。

 

これだけ暑いと、例年に比べ、熱中症に罹る人が増加するんじゃないかと心配になりますね。

今日この頃

2012/08/01

あたり前に5歳児さんが0・1歳児さんがお昼ご飯を食べるお手本で01クラスに来てくれています。

プール遊びで遅くなって給食の時間に間に合わなくても、5歳児クラスで食べた後にお手伝いに来てくれます(笑)

しっかり組さんは2歳児にもお昼寝のお手伝いにも行っていますが、クラス固定なく行き来できて同年児や異年齢のお友だちと遊んだり関わる姿が少しづつ増えていってくれたらと思う今日この頃でした。

01歳児担当 トッキー

 

8月の行事予定

2012/08/01

2日(木) 退避訓練

3日(金) 海水浴保育(まねっこ組以上)

13日(月)・14日(火)・15日(水) 特別保育

17日(金) しっかり組 クッキング

21日(火) 身体測定

24日(金) お誕生日会

※9月1日(土)・2日(日)は、しっかり組さんの一泊保育を予定しています。

 

 

ヒトの発達

2012/08/01

先日、参加してきた赤ちゃん学会での講座で出てきたお話のひとつに、「ヒトの発達」に関するものがありました。

私たちは、「発達する」という言葉を聞くと、「右肩上がりに成長していく」と考えてしまいますよね。

ですから、子どもが発達する=子どもが右肩上がりに成長する、と考えがちです。

この「発達する」という概念ですが、実は、ヒトが発達するということは、「ムダなものを削って自分に必要なものを残していく」ことなのだそうです。

ヒトの脳は、そのヒトの発達に必要なものを作っては壊し、作っては壊しを繰り返して、成長していくとのこと。

その段階で、自分にとって必要なものを残していくのだそうです。

よく、保育園時代にはできていたことが、就学してからできなくなった、というような話を聞きますが、これは上記のことを現しているのではないでしょうか。

行き過ぎた早期教育で、子どもにとっていいものを、という思いから、様々なことを植えつけようとしますが、その場ではできたとしても、それから先に、その子どもの脳が、不必要なものであると認識した場合や、他に発達させなければならないものがあった場合など、せっかく植えつけたものも、「ムダなもの」として削られていくわけです。

要するに、何でもやれば何でも身につく、というわけではないということです。

ただ、時間がたって、本人にとってそれが必要だった場合は、一旦消えたものが再び現れてくることもあります。

ですから、大事なのは、子どもをよく観察することなのでしょうね。

その子どもが今、何を求め、自分の中の何を発達させようとしているのか、それらは、子どもの行動にすべて現れます。

それを無視して、「こうあるべきだ」とおとなの価値観で何かをさせることは、子どもの発達を歪ませてしまう大きな原因のひとつになります。

もう一度、「子どもをよく見る」ということを考え直すことが大切なのではないでしょうか。

top