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2012年 6月

大人の事情

2012/06/20

何度かこのブログで取り上げた「子ども・子育て新システム」が中止になりました。

総合子ども園を作るのをやめにして、従来の認定子ども園の拡充を図るそうです。

平成25年度から施行予定だった今回の新システムで、ようやく日本も世界各国の先進国に少しでも近づくことができると思いきや、ここにきて、悪い意味で「やっぱり日本」という思いです。

江戸時代の鎖国にも見て取れるように、本当に閉塞的な人種ですね。

ただ、今回の中止の裏側は、日本人が閉塞的であることが原因であるのではなく、要するに日本を動かしているいわゆる年を取った「お偉いさん」が弊害の気がしてなりません。

確かに変化することは様々な不安があります。

そのままでいれれば、それに越したことはないのかもしれません。

ですが、変わろうとしなければ、いつまでたっても悪いところは悪いままで、良くはなりません。

幼保一元化において、幼稚園サイドも保育園サイドも、変化することに伴う代償はそれぞれあります。

これまでのやり方が通用せずに、新たな取組みをしていかなければならないのは、どちらも一緒です。

ただ、子どものことを基準にしての中止ではなく、大人の都合で中止したというのが、一番残念であり、腹立たしいことでもあり、ほとほと愛想がつきてしまうことでもあります。

一体、この国は、いつまで子どもを蔑ろにすれば気がすむのでしょうか?

いつまでたっても教育を変えようとしない日本の子ども達は、先進国に生まれ、物や食べ物には困らないかもしれませんが、本当の意味での質の高い教育が受けることができないという点で、もしかすると世界的に見て一番不幸なのかもしれません。

職員交換!!

2012/06/19

先週の月曜日からスタートした園内での職員交換で私は、あちよちぐみさんに1週間入りました。

初めて一日の活動を共にしたんですが、とにかく何事にも自分でしようとする意欲には感心しました。

1歳児さんは、給食時間になると自分でおぼんにお茶碗とコップをのせてから机まで運び、椅子に座ります。そこで落としたりしても自分で元に戻し

先生たちが見守る中で、そのやり方が定着してたので、驚きました。

先生たちの動きも、こどもに合わせて職員の配置を決めてました。  その日によってこどもたちの動きも違うので、2階に行ったり、靴箱でいろんな大きさの靴をはいてみたり、テラスで遊んだりと

活動は様々です。その中で即時に対応していました。

泣いてる子がいても、焦らず子どもを膝の上に座らせて絵本を読んであげながら、何が悲しかったのか共感しながらのんびり保育してたので、私自身、先生たちの子どもに対する関わり方は、文章では伝えにくいですが、勉強させて頂きました。     

本当に楽しかったし、これからもいろんな交流を深めて行けたらな~と思いました。

                                                

                  2歳児担当のすえつぐでした!!

 

ボーイング787

2012/06/19

無事に福岡へ戻ってきております(笑

心配された台風ですが、福岡行きの便は欠航が1本も出ず、途中の廣島や関西方面の同時刻の飛行機は欠航になっていたという感じでした。

それにしても、本当にヒヤヒヤしましたね。

もし欠航になったら、飛行機は代替便でどうにかなるとしても、宿は別料金で新たに押さえないといけませんし、代替便も希望の時間で取れるかどうかも分からないですしね・・・。

もし、欠航になった場合は、延泊することになるので、翌日に新宿せいが保育園の見学をスケジュールに組み込む予定でいたのですが、よかったのかわるかったのか(笑、無事に欠航にならずに飛行機が飛んでくれました。

帰りの飛行機は、ANAの最新機体のボーイング787!!

以前から一度乗ってみたいと思っていたのですが、羽田-福岡便は1日に2本で、午前中に1本・午後の早い時間に1本ですので、なかなか搭乗する機会に恵まれませんでした。

やっと乗ることができ、かなり満足です!!

このボーイング787は、従来の機体に比べ、かなりの軽量化が進められ、燃費が20%向上、かつ、二酸化炭素の排出量も約20%削減されており、エコの観点からも最新の機体と言えます。

また、機内の気圧高度を押さえることで、不快症状を軽減されてます。

他にも、窓の大きさを従来より大きく設計してあったり、乗降口の天井を高くし、圧迫感を解消したり、機内のライトを変えることで落ち着きをもたらしたりと、様々な工夫があちこちに張り巡らされていました。

各シートには、前面に個人モニターが設置され、座席同士のメールができたり、ちょっとしたゲームができたり(未実装でしたが・・・)と、長時間の航行に対しての心配りも見られました。

何よりも、ボーイング787の機体は、全部品の35%が日本企業製であり「準国産」と言えるところが最新と言えるところだと思いますね。

それも、色んな日本企業が関わってひとつのものを作り上げた、というところがまたいいところです。

企業が違えば、その企業における理念も違ってくる中で、同じ目標に向かってひとつのものを作り上げるその姿は、これからの日本には最も必要な態度のひとつではないかと思います。

このことはそのまま、日本における保育にも同じことが言えると思います。

多国籍

2012/06/18

今日からの出張の会場は、東京都の新宿区なのですが、年々、多国籍化が進んでいます。

電車に乗っても、町を歩いても、ホテルでも、日本人しかいない所はありません。

ですので、例えば、コンビニなどでも、そこの店員さんは、英語で接客しています。

特に、新宿区と言えば、都内でも繁華街と言われる地区ですので、そこで働く人たちにとって、日本語以外の言語が話せるのは最低条件なのでしょうね。

もちろん、日常会話程度の語学力で十分なのですが、それらは日本の学校で習う英語では上手く会話ができないことがあります。

というのは、こちらがしゃべる分には通じるのですが、相手が話す英語が聞き取れないのです。

学校で習う英語は、文法的には間違ってはいませんし、とても丁寧なのですが、要するに、口語(実際にしゃべる言葉)ではないので、日本人には聞き取りが難しいのです。

これからを生きる子ども達には、語学力が必要であるとの見解から、小学校での英語教科の導入が始まっていますが、それらがどれだけ実践で通用するのかと言えば疑問ですね。

そういう私も英語での会話は苦手で、例えば、ドアを開けてもらったときや、ちょっとぶつかってしまったとき、道を聞かれた時などは、英語で会話しますが、恥ずかしながらその程度のものです(笑

飛行機に乗り込んだときの話なのですが、自分の座席番号の荷物入れに荷物を入れようとしたら、すでに他の方の荷物でいっぱいだったんですね。

それで、向こう側の荷物入れに入れようと隣の方に断わろうとしたら(真ん中の4列席でしたので)、アメリカ系のご夫婦だったわけです。

「アレ?May Iだっけ?荷物ってbaggageだっけ??」と逡巡していたら

「よかったらこちら側にその荷物入れましょうか?」

流暢な日本語でダンナさんの方が声をかけてくださいました(笑

とりあえず日本語で「ありがとう!」と言っておきました!(笑

 

おじゃましまーす 2

2012/06/18

 今週1週間、まねっこ組におじゃまします、ka^wa^です。
みんなの成長が見えてうれしいです。
一日目ということで片づける場所などを私がまちがってやっていると
まねっこ組の子が
「〇〇は、ここにいれるとよ」と
ちゃんと教えてくれました(^。^)
頼りになるまねっこのお友だち。明日からもよろしくね。

0.1歳担当 ka^wa^

これは・・・

2012/06/17

明日以降、日本列島を台風の話題が席巻しそうな予感ですが、これはちょっと困ったことに・・・!

実は、明日から東京出張の予定でして、1泊して翌火曜日に福岡に戻る予定でいたわけですが・・・。

台風4号の進路を見ると・・・

コレってもしかして、飛行機飛ばないんじゃ・・・?

新幹線ならいけるかも・・・?

うーん・・

これは困りました・・・

しかも延泊したとして、翌々日は関東直撃の可能性・・・

 

とりあえず、飛行機が欠航になった場合の便変更やキャンセルなどの手続きは下調べが済んで、羽田空港近辺の延泊用のホテルのあたりもつけつつ、どうにか火曜日に福岡に戻る手順もシミュレーションしつつ・・・

 

南に逸れてくれないかなぁ・・・ ふぅ・・

 

ってのが本音です!!!

台風4号は、19日のお昼前後には九州南部に上陸しそうな進路をとっています。

海関係のお仕事の皆様、どうかお気をつけてくださいね!

 

今回の台風では、被害者が出ませんように・・・

カビ

2012/06/16

この時期はとにかく湿気が多く、頭を悩ませるのが「カビ」ですね。

日ごろ、お風呂場などは、カビが生えないように気をつけているのですが、どうしてもこの時期は気を抜くとすぐにカビが生えてしまいます。

カビと聞くと、「汚い」「不潔」「危ない」というイメージが強く、食中毒やアレルギーの原因にもなっていますが、意外と、食品や薬品などを作るのに重要な役割を持っているんです。

例をあげると、食品では、ゴルゴンゾーラやカマンベールなどのチーズ。

これらはアオカビやシロカビが分泌する酵素による作用を利用してできる食品です。

日本の食品では、日本酒・焼酎・醤油・味噌などです。

これらはコウジカビを繁殖させて醸造します。

薬品では、ペニシリンが有名ですね。

アオカビの分泌物より抽出され、梅毒・淋病・破傷風・猩紅熱などの特効薬になります。

 

このように、一方ではヒトにとって害をもたらす物でも、もう一方では、ヒトに有益になる物が自然界には多くあります。

これはそのまま、人間そのものにも言える事かもしれませんね。

 

ちなみに、『イブニング』で連載されている石川雅之さんの『もやしもん』という漫画は、とにかく菌がいっぱい出てくるマンガです。

漫画のくせに(笑 字数が多くて1冊読むのに時間がかかるのですが、結構勉強になります。

出てくる菌たちがとにかくカワイイんですよねえ(笑。

 

しっかりさんクッキング

2012/06/16

こんにちは!給食室のめぐたんです(^□^)

今日は昨日行われたしっかり組さんのクッキングについて書きたいと思います!!!

今回のクッキングは、じゃがいもを洗って、切るという作業をしました。今回使用したじゃがいもが男爵芋の新じゃがだったので、子どもたちは「切れん~」、「硬い~」と、とても切りにくそうで、誤って指を切ってしまった子も…

指を切ってしまった子がクッキングを嫌いになってしまったらどうしようと不安になりましたが、「先生もよく指切るっちゃん。次は指を切らんように気を付けようね。」と声をかけると「うん!」と言ってくれ、一緒にクッキングを担当していた先生からも「失敗しながら覚えていくけんそんなに心配せんで大丈夫よ!」と声をかけてもらえたので少しホッとしました。また、おやつの時間に出来上がったフライドポテトを子どもたちに見せると目がキラキラ輝いて、「今日切ったじゃがいもよ!」と声をかけると照れ笑いをし、とても嬉しそうにしていたのでよかったです(^v^)

まだまだクッキングは続くのでこれからも最善の注意を払い、しっかり子どもたちのサポートをし、また、それと同時に指導力も磨いていきたいと思います。

給食室:めぐたん

最近思うこと

2012/06/15

子どもって本当にいろんな子がいて、本当に一人ひとり違います。

もちろん、子どもだけでなく、おとなもそうなんですが・・・(笑

それぞれが様々な個性を持って生まれ、それぞれの人生を歩んでいくわけですが、その人格の基礎を培うのが、乳幼児期です。

おおげさに言ってしまうと、この乳幼児期に、その人の人生が決まってしまうと言ってもいいかもしれません。

乳幼児期に培ったものというのは、後々、直接的・間接的にその後の人生に深く関わってくるわけです。

人間は一人きりで生きていけませんし、永遠に自分の家庭の中だけで生きていけるわけでもありません。

誰かと関わり、家から出て、自分の足で人生を歩いていかなければなりません。

その時に、自分勝手に何でも好きにしていいかというと、もちろんそうではなく、社会のルールは守らないといけません。

要するに、「法律」です。

人をむやみに傷つけたり、誰かの物を盗んだり、気に入らないからと人を殺してしまったり・・・。

法律は、改善の余地はかなり多くあるものの、やはり考えられて作られたもので、基本的に、「他人に迷惑をかける行為」を禁止するものです。

ですから、人に迷惑をかけない・傷つけないことを、ちゃんと乳幼児期に学ばないといけないと思います。

それも、人としての本質の部分で理解するものだと思っています。

ただ、誰にも迷惑をかけずに、誰も傷つけずに生きていくことは、はっきりいって不可能ですよね。

どれだけ気をつけていても、無意識のうちにそういう行為をしてしまうこともあります。

自分なりに気をつけることも必要ですが、もしそういう行為を取ってしまったときに、どのように解決するか、の方が必要ではないかと思います。

その時に、必要になってくるのが、いわゆる問題解決能力ですし、人としての思いやりと受容なのではないでしょうか。

 

うちの園の保育は、よく「自由」だとか(皮肉を込めて)「ほったらかし」だとか言われることが多いのですが、自由があると言う事は、責任も生じるということです。

責任ある行動がきっちりできることではなく、

「自由を得ようと思えば、責任もついてくる」

ということを経験し、そのことを学ぶ時期だということです。

そして、その概念を取得する方法は、子どもによって違うのです。

ですから、それぞれの子どもに合った保育を心がけることが必要になってきます。

 

子どもの意志や個性を無視して、責任ばかりを押し付ける保育では、(理解できる子どもも0ではないと思いますが)子どもの中に、本質的な責任の概念は入ってこない気がします。

要するに、マニュアルとして入っているだけ、ということの気がしてなりません。

 

イタイ、イタイ (>_<)

2012/06/15

遊んでいる途中に、転んでアゴを打って泣いていたAちゃん・・・

「イタイ、イタイ (>_<)」と、冷ピタをつけてもらったアゴを指さしていました。

すると、保育士の顔をじーっと見て、

「イタイ、イタイ (>_<)」と、言ったのです?!

「ん?!」と、尋ねると、保育士のホッペを指さしてまた「イタイ、イタイ」

どうやら、その保育士さんは、ピンクのチークをつけてきていて、それを指さして言っていたのです。(笑)

みんなで思わず大笑い (*^。^*)

子どもって本当におもしろいですよねぇ~

 

あちよち担当  Mami

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