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子どもエッセイ

休日

2012/01/15

休日は皆さん何をしてお過ごしでしょうか?

疲れが溜まって睡眠にあてる人、子ども達と思い切り遊ぶ人、趣味を楽しむ人、家の用事を済ませる人などなど、休日の過ごし方は人それぞれです。

休日にまで仕事をする人も、日本には多くいることと思います。

よく、日本人は休み方や休日の過ごし方が下手だといいます。休むということを=サボるという間違った認識を持つ人も多いですよね。

 

特に、バブル時期を経験した人や戦後の高度成長期を経験した人に多い気がします。

そのころは、戦後で物もお金も人も極端にないというのが日本という国の現状でしたし、経済的にもこれ以上ないところまで落ち込んでいましたから、動けば動いただけ、働けば働いただけ、結果が出やすく、底辺から上へ上へと上る一方だったのです。

ですので、休みも取らず、とにかく働いて、生活の水準をあげる事や経済を良くする事に躍起になっていたわけですが、現代日本はもう時代が違います。

経済は上り詰めるところまで上り詰め、下降線をたどるばかりで、失業率も高くなり、経済的にはかなり不安定な状態です。

だからといって、では、また戦後のように、休みも取らず闇雲に働けばいいのかと言われると、今の時代でそんな方法が通用するわけはありません。

休みを取らずに働くことは、日本ではさも美談のように受け取られますが、その実、様々な病気を引き起こすだけで、結果として短命で終わってしまうことにつながります。特に現代の日本では、そう言えますね。

 

現代社会は情報社会と言っても過言ではないくらい情報が溢れている上に、科学や文明もまだまだ進化するものの、頭打ちの感は否めない状態です。そんな高度な文明社会において、比例して付きまとうものがストレスです。

現代社会では、このストレスと上手に付き合っていかなければなりません。

ストレスは、全くないのも問題で、ほどほどにストレスを感じるのも必要なのですが、抱えすぎると様々な病気を引き起こします。

そうならないためにも、適度な休息や適度な息抜きの方法を身につけることが大切ですね。

 

自分の好きなことをする時間を、週に1度でもいいので持ったり、逆に、何にもしない時間を持ったり、自分に合ったリフレッシュの仕方を見つけ、休日を有効に使いたいですね。

特に、これから先の時代を生き抜いていかなければならない子ども達には、生きる力を身につけると共に、自分の時間の使い方も同時に身に着けてほしいと思います。

 

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