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2018年 4月

自分の考え②

2018/04/13

前回のブログに、主体的かつ自発的な活動ができるかどうかは、0歳からの教育にかかっていると書きました。

0歳からの教育と言えば、これもまた曲解&拡大解釈で、0歳から知識の注入に取り組みがちです。

そうではなく、簡単に言えば、赤ちゃんの意志をいかにくみ取るか、ということです。

赤ちゃんですから、大人の世話なしには生き延びることができません。

お世話は不可欠ですし、安全面や病気などにも気を付けないといけません。

ただし、なんでもかんでもおとながやってあげる必要はありません。

例えば、ミルクひとつにしても、最近は育児本などの普及で、目安量が記載されていますね。

しかし、あくまでも目安量であって、子どもによって量の違いはあります。

代謝も違いますから、3時間おきの子どももいれば、4時間おきの子どももいます。

1度に150cc飲む子もいれば、180cc飲む子もいる。

赤ちゃんは、自分の欲しい量がわかっていて、お腹がいっぱいになった時に口を離します。

それを「まだ150ccしか飲んでない」と無理強いするおとながいます。

離乳食時の光景も一緒で、あまり食べてないからと無理強いするおとながいます。

もったいないなぁ~と思うわけです。

なぜなら、子どもの方から自分の意志を伝えているのに、それを聞かないわけですから、せっかくの主体的な行動を制限する教育をしてしまっているからです。

子どもは自分の意思を身近なおとなに伝え、それを受容されることで信頼関係を築き、自信を身につけ、自分の考えを他者に伝えることができるようになり、他者の意見を受容していくことにもつながります。

その一番最初の段階が、ミルクの例や食事の例です。

私たち保育現場の人間は、いずれ子どもたちに身に付けてほしい力を想定して、保育に臨んでいます。

 

自分の考え

2018/04/10

日本のこれまでの教育は、「みな同じように」「おとなのいうことを聞いて」「指示通り動く」ことを大事にされてきました。

その教育方針は、昔の時代ならばよかったのですが、今の時代の教育とは言い難いですね。

DNAの解明や医療の進歩、研究の深化などにより、ヒトは同じ個体がないことが明確になった世の中です。

そんな世の中で求められるのは、「みな同じ」ことではなく、「違う者同士の協調」です。

本当に心から可哀想だなと思うのは、「みな同じ」で「指示通り」を求められたこれまでの子どもたちが社会に出たときに、大きな失敗をしてしまっていることです。

学生の間は、「みな同じ」で「指示通り」で済んでいたのが、社会に出たとたんに、「自分で考えて」「違いを認め合って協力」しなければならないのです。

いきなり「自分で考えろ」と言われても、「指示通り」と教育されてきた人間にとっては、何を判断材料にしていいか、から困ります。

しかし、これから日本が目指そうとしている教育は、「自分の意思」を持ち、「主体的かつ自発的」に動き、「違いを認め合って協調」しながら生きていける人間づくりです。

これも時代背景によるものです。

日本は人口減を迎えています。人口減は今後、加速するでしょう。少子高齢社会も加速します。

これまで同様の「みな同じ」であった場合、滅びる時も「みな一緒」になってしまいます。

ヒトの進化論的にも、多様な人材があったほうが繁栄しやすいことは明らかです。

それは役割分担ができるからです。ヒトが役割分担で繁栄してきたことも周知のものです。

それぞれが自分に見合った役割を全うできるような教育に変えていかないと、いよいよ日本もヤバイわけですね。

ただし、役割と身分階級を一緒くたにしてしまわないようにしないといけませんが。

今の日本だと、情報リテラシーにかなり乏しいので、ネット上の記事を精査もせずに鵜呑みにして、曲解したり拡大解釈したりする傾向が強いので、役割分担=差別、と騒ぎだす人が多いのでしょうか・・・。

それはさておき、これからの世の中を見据えて、日本の教育も大きな改革に取り組み始めました。

小学校でのアクティブラーニングは、子どもの主体的で自発的な活動を基礎にすすめていくものですが、就学後に主体的かつ自発的に活動できるかは、0歳児からの教育にかかっています。

睡眠障害による副次的なもの

2018/04/02

前回、睡眠障害の話に触れましたが、今回は、睡眠障害によって引き起こされる様々な症状について触れたいと思います。

たかが「睡眠」と思われがちですが、人間は眠っている間に脳を始め、胎内のあらゆる器官のリフレッシュを図ります。

熟睡できた日の朝は、気持ちがいいと感じることは、上記の機能によるものです。

睡眠の質が下がったり、時間が短すぎたりすると、このリフレッシュがうまくできずに、「疲労」が溜まっていきます。

この「疲労」も、日本人は特に、「たかが疲労」と思いがちですね。

疲れていること=頑張っていてエライ、という意識が強いですからね。

ですが、「疲労」は、様々な症状を起こし、病気を引き起こします。

脳機能が低下することはもちろんですが、貧血やめまい、手足のふるえ、だるさ、意欲低下、うつ症状、食欲不振、などといった自律神経の乱れから起こる症状も生まれます。

初期の内に対策を練れば、改善はすぐできるのですが、たいていの人は「それくらい」と思って何の対策もせずに放置します。そして、気づいた時には改善ができにくい状況に陥ってしまいます。

例えば、不登校や引きこもりなども、睡眠障害によって引き起こされることがあります。慢性疲労症候群や、ホルモンバランスの乱れによる成長阻害、衝動性、多動性、学業不振なども同様です。

風邪や感染症などと違って、例えば熱が出るなどの症状が目に見える形ではないため、ただの「なまけ」や「わがまま」と短絡的に判断されて叱責されるだけに終わってしまう症状ばかりです。

もちろん、子どもが出す症状は、多角的に原因を探ることが必要です。

すべてが安直に睡眠障害によるものとは言いきれませんが、もし、睡眠に乱れがある場合は、生活リズムの見直しをやってみる価値はあると思います。

早期に症状改善に取り組めば、余計な副次的な症状を生み出すことは避けられます。

家族全員で就寝時間を見直してみたり、照明を蛍光灯から白熱灯に変える、21時以降は外出しない、ベッドの中でスマホやタブレットを見ない、ぬるめのお湯にゆっくりつかる、などなど、少しの我慢と少しの工夫で改善ができます。

確かに、現代は、やたらと忙しなく、仕事に追われがちです。

家庭の努力だけでどうにかできる問題とも言いきれない部分がたくさんあります。

誰も完璧にはできません。

ただ、少し何かに取り組むことは可能です。その少しの取り組みで、何かが少し良くなるのなら、やってみない手はありませんよね。

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