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子どもエッセイ

量子力学

2016/06/16

先日、ヒトの発達に関する研究うんぬんについて、仕事関係者とのメールのやり取りの中で、現代科学をもってしても、ヒトの発達を解明するのは、100%難しい、という話題になりました。

もちろん、私は現場の人間ですから、厳密に「研究」というよりは、実践の中から見えてきた子どもの姿をデータ化して、それを表に出す、といった実践発表はできますが、研究となってくると話は厳密には違ってきます。

いわゆる研究とは、定性的でなく、客観的な定量化されたものを打ち出して初めて有意性がある、とみなされるものをいいます。

ただ、定性的な世界にいる人からすれば、定量化できないものもありますから、エビデンスでも十分だと考えることも多くあります。

理系文系によっても考え方がわかれる所かなとも個人的には思います。

この数年は、いくつかの学会で実践をもとに研究発表をする機会が増えました。

子どもの発達をグラフ化したものを主に使用することが多いのですが、それらが導き出された「条件」を列挙するにあたっても、これが定量化することが難しいわけです。

せいぜい現場ができることといえば、エビデンスを集めて、その結果が導き出された条件を挙げ、その結果にたどり着いたパーセンテージを挙げるくらいかなぁ・・・。

同じ条件のもとでも、例えば、保育現場の場合、まったく同じ環境条件のもとでの保育でも、家庭環境やその子どもがおかれる条件(その他の環境、日常的に子ども集団があるかないかなど)、なによりも、子ども自身が持つ「個性」が大きく関与してきますから、結果は同じにはなりません。

では、なぜ、結果がまちまちになるのか、といえば、ざっくり言えば、個の持つ個性と環境との相互作用によって生まれるものや相互作用の方法と結果がまちまちだということです。

それをどう定量化するか。

いやーこれむずかしい。むり。できない。わかんない!(笑)

 

ヒトの発達を解明できたときに、このこともわかるのかもしれません。

といった流れから、冒頭部分の話につながったわけです。

量子力学を用いれば、解明できるのではないか、と某K氏の発言ですが、これは私も同意です。

量子力学には私は明るくありませんから、専門的に説明することはできませんが、遺伝学や心理学では説明できないことも、量子力学ならば説明がつくような気がします。有名なスリット実験とかが物語っていますよね。

ただし、現代科学ではまだまだ無理な話で、向こう100年くらいはかかるかな?というのが私見です。

 

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