MENU CLOSE

子どもエッセイ

風呂敷

2012/02/23

今日は2月23日で223(つつみ)の語呂から「風呂敷の日」だそうです。

風呂敷といえば、この数年、その機能性を見直され、いろんなところで実用的に使われているのを目にする機会が増えました。

エコロジーの観点からも、スーパーのビニール袋や贈り物のラッピングなどの削減にも繋がります。

風呂敷のつくりが、大きな正方形の布ですので、箱型のものだけでなく、例えばごろごろした野菜や果物、ペットボトル、ワインなどの瓶なども包むことが出来ます。

写真のように、斜めがけにできるいわゆる「バナナバッグ」のような使い道もできます。

しかも最近では、昔ながらの唐草模様以外にも、リバーシブルで使えるものやキレイな発色のものなど、実に様々なデザインのものが売られています。

ちなみに、検察庁の検察官は、伝統として、押収したものや書類などの持ち運びには、風呂敷を使用しているそ

うです。そして、柄は地検ごとに違うのだとか・・・。どのような柄があるのか見てみたいものです。

この風呂敷のように、昔ながらの道具が再び見直され、使われるようになるということは、昔の人たちの知恵が時代に関わらず有効であることの証でもあります。

確かに、昔ながらの知恵がすべて現代に通用するわけではありませんが、見直してみると十分に活用できたり、むしろ、現代こそ必要なものだったりします。

これからの時代を生き抜いていかなければならない子ども達に、昔ながらの人たちの知恵を伝えていくことも、私達おとなの大事な使命ですね。これがいわゆる伝統というものなのでしょうね。

 

 

 

top