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子どもエッセイ

業者さん

2012/01/31

園には様々な業者さんが出入りされます。

保育に関する教材や器具などを扱う会社や給食の材料を扱う会社、建物やそれに付随する機械などを扱う会社などなど、本当に多岐にわたる業者さんとお付き合いさせてもらっています。

こういった業者さんがいらっしゃることで、日々の保育を安定して行えます。

古くからお付き合いのある業者さんですと、営業の方が、日ごろから園で何を使うかなどを把握して下さっていて、おすすめの保育材料などを持って来園されることが多いのですが、数年前に、何度か、ある業者さんが営業に来られた時の話です。

私はてっきり、おすすめの保育材料か何かをお持ちになられたんだろうと思い、奥の相談室へお通ししたんですが、なんと持ってこられていたのは宝石類!

それも何十万もするようなアクセサリーばかり・・・(笑

それを勧められて、正直なところかなりウンザリしちゃいまして、

「同じお金をかけるなら、どこかに寄付するなり、園の子ども達のために使ったほうがよっぽどマシなので、今後一切、こういったことはやめていただけますか?」

と、笑顔でハッキリとお断りしたのですが、効果があって、その後、そちらの業者さんは、一切そういった類のものを園に持ってこられることはなくなりました。

そういえば、そちらの業者さんが園へ出入りすること自体もかなり少なくなったような・・・?むしろ、この1-2年営業の方にお会いしてないような・・・?(笑

こういった営業をするってことは、そういった品物を園の中で平気で購入する同業者の方が多いってことなんでしょうね・・・。

そういったことを目の当たりにしたとき、そういったものを園で購入する人たちは、何のために保育園や幼稚園を運営しているんだろうって不思議に思います。

同時に、子どもに関するものを取り扱っているなら、業者さんにもそのあたりのプライドは持って欲しいなと思いますね。

誤解のないように言っておきますが、そういった子どもに関係のないものを売りつけようとする業者さんはごくごく一部で、私が知っている限りでは1社だけです。すべての業者さんが同じようなことをされているわけではありませんので、園に出入りする業者さんを温かい目で見守ってあげて下さいね!

 

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