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2012年 3月

写真

2012/03/21

卒園が近いので、園では卒園アルバムを作ったり、お別れ会や卒園式で使う映像の編集をしています。

編集にあたって、卒園児の園生活の一こまを映した写真を大量に使います。

長い子は7年近く園生活を送りますので、ひとりひとりの写真がたくさんデータとして残っています。

入園してすぐの写真と卒園間際の現在の写真を見比べると、大きな成長が見て取れます。

編集の際に、ひとりひとりの写真データをピックアップするのですが、それぞれの子ども達にいろんな思いが沸き起こってきて、編集しながら泣いてしまうことも・・・(笑

この時期になると、いろんなところでついウルウルしてしまいます。

毎年、お別れ会や卒園式前の打ち合わせなどで

「今年は泣かない!」

と宣言するのですが、

 

まぁ

 

泣きますよね・・・(笑

 

今年は誰が一番最初に泣いちゃうんでしょうか・・・(笑

ちなみに、この数年、私がダントツでフライングしてます!

ローズヒップ

2012/03/20

この季節はイチゴの収穫がおわりがけになり、安価で購入できるようになります。

安い代わりに、傷みやすくもなるので、傷んできたなと思ったらジャムを作ることが多いのですが、そのときに、イチゴと一緒にローズヒップやローズペダルのハーブを入れます。

イチゴのビタミンだけでなく、ハーブの持つ様々な効能も一緒に取ってしまおうという贅沢な考えなのですが、このローズヒップには実に様々な効能があります。

有名なのがビタミンCを豊富に含んでいるということですが、それ以外にも、

◆毛穴の黒ずみや開きを解消する

◆日焼け防止・しみ・そばかすの防止

◆貧血・めまいの防止・免疫力を高める

◆便秘解消

◆皮膚・粘膜を丈夫にする

◆風邪予防

◆抗酸化作用

◆イライラ・ストレスの解消・リラックス効果

などなどがあります。

出来上がったジャムは、トーストに塗ったり、ヨーグルトに混ぜたり、紅茶に入れたりなどで摂取できます。

 

余談ですが、第2次大戦中のイギリスでは、食糧不足によるビタミンの欠乏が懸念される事態が起こり、国の子ども達に、生垣に生えているローズヒップの採集命令が出た記録が残っているそうです。

それほどまでに、ローズヒップに含まれるビタミンCなどが豊富だということと、そのことが周知されていたという証ですね。

支援

2012/03/19

今日は午後から、市が主催する連絡会議がありました。

この連絡会議には、地域の民生委員・児童相談所職員・保健師・各園の職員などが参加し、様々な支援を必要とする家庭の情報を共有し、今後の支援を検討します。

年に数回行われ、コンスタントな支援を行っていくのが目的です。

参加するたびに毎回感じることですが、本当に様々な支援を必要とする家庭があるんだなぁということです。

それだけ困っている家庭が多いのでしょう。

その困っていることを、私たちは理解しようと努めているのかという疑問が沸き起こります。

困っているからこそ、子どもに十分に接することができないのではないでしょうか。

困っているからこそ、上手に育児することができないのではないでしょうか。

そういったことを「問題」として片付けるのはとても簡単なことです。

「あのお母さんは・・・」「あの家庭は・・・」などと、責任を保護者にもっていくことも簡単です。

確かに、子どもの養育義務は第一に保護者にあります。

ですが、完璧な育児をできる保護者は一人としていません。

様々な家庭のケースを検討するたびに、たくさんの保護者と子どもが「困り感」を抱えながら生きていることを痛感します。

 

年度末

2012/03/18

年度末である3月は、私達園のスタッフにとっては、とにかくハードな一月になります。

月初めには、発表会があり、月半ばには次年度の説明会、末になると、子ども達のお別れ会と卒園式があります。

それぞれの準備はもちろん、同時に、卒園する子ども達へ送るアルバムや進級する子ども達の保育カルテなどの整理、次年度の準備もこなしていかないといけません。

卒園する子ども達への、入学への喜びと寂しさ、成長した姿を見ることの感慨など、切なさと喜びとがないまぜになった感情で、それぞれの仕事をこなしていかないといけません。

それぞれの行事や準備などは、とても楽しいのですが、その疲労は少しずつ蓄積されていくものなのでしょうね(笑

年度が変わって、園の中がひと段落すると、スタッフが次々に体調不良になっていきます。

毎年のことなので、昨日の夕方の職員会議では、

「体調不良はスケジュールを組んで、他の人とかぶらないように」

という何ともよく分からない指示を出してしまいました(笑

人のことを言う前に、私自身がすでに電池切れ間近です(笑

体調管理も仕事の内です。

しっかり自己の体調管理を行いたいと思います!

入園・進級説明会

2012/03/17

今日は午後より、入園・進級説明会を行いました。

入園される際にお渡しする「入園のしおり」に園のことがほぼ掲載されているのですが、補足が必要な事項や、入園される方々のために毎年度行っています。

時間の都合上、ポイントをピックアップして説明することになるのですが、毎年みなさん真剣に聞いて下さるのでとても助かっています。

子どもがこの世に生を受けるのは、時期を選べるものではありませんので、子どもの月齢や家庭の状況等によって、入園の時期は様々で、ほとんどの子どもが年度途中での入園になりますので、新年度が始まるときに新しく入園する子どもの数は一桁程度です。

来年度も同様で、9割が継続で通う子ども達です。

ですので、新しい子どもが入園してくれるたびに、とても嬉しく楽しみに感じます。

来年度は、69名でのスタートになります。

どんな子ども達が入園し、どんな顔を見せてくれるのか、今からとても楽しみで仕方ありません。

 

新しく入園される方は、わからない事だらけだったり、不安や緊張を抱えやすい状態だと思います。

どんな細かいことでも、疑問に思ったことや不安に感じることなど、遠慮なされずにお気軽にお話くださいね。

 

卒園シーズン

2012/03/16

3月も半分が過ぎ、新年度が訪れようとしています。

現在の年長さんは、いよいよ小学校へ入学となります。

長い子は、6年以上を園で過ごし、卒園する子ども達ひとりひとりに、それぞれの思い出があります。

うちは、3歳以上児さんは異年齢での活動が主になるので、年齢の枠を越えた様々な関わりがあり、それぞれの友情や仲間意識も育まれています。

ですので、この卒園シーズンになると、年長さんは小学校への期待と不安・卒園することの寂しさを抱え、在園児さんは、年長さんが卒園することへの寂しさを抱えます。

そのため、どうしても情緒が不安定になってくる子がたくさん出てくるのです。

普段なら泣かないようなことでもすぐに泣いたり、極端に騒がしくなったり・・・(笑

 

生きていく中で、人との出会いや別れは必須です。

それによって寂しさを感じることもありますが、同時に大きく成長することもあります。

ご家庭でも上のクラスの子ども達は少し不安定になっているかもしれません。

これも成長の一過程として温かく見守っていただけたらと思います。

還暦

2012/03/15

るんびに保育園は、ちょうど今日で60歳の誕生日を迎えました。

うちの園は、私の祖父が開園し、地域に根ざした園として代々運営されてきました。

時代の流れと共に、財団法人から社会福祉法人へと変わり、託児的な役割しかなかった保育所から養護と教育が一体となった保育所へと変わってきました。

年を追うごとに、卒園児が保護者となってわが子を預けて下さるようになり、時の流れを感じます。

第1期生の方が祖父母としてお孫さんを預けて下さることもあり、一口に60年と言っても、その間に様々な思い出が詰め込まれています。

卒園した方が親になり、おじいちゃん・おばあちゃんになり、長い時間をかけて園と関わって下さることはとてもありがたく思います。

こういったことも、都会ではなかなか味わえないものかもしれません。

60周年を迎えられたのも、それぞれの時代で園を支えて下さった保護者の皆様とその子ども達、縁の運営に深いご理解を示して下さる地域の皆様と、諸々の関係機関によるものだと思います。

あと40年生きれるかどうかはわかりませんが、100周年を迎えられる時が来るといいなと心から思います。

今後も、皆様方の深いご温情とご理解を賜りますよう、日々の保育に努めてまいりたいと思います。

インターネット

2012/03/14

ネット社会になってから、様々な情報を簡単に入手できるようになり、とても便利な世の中になりましたが、同時に、悪意のある情報も流出しています。

匿名でのインターネット上の掲示板や、アダルトサイトなど、無料で簡単にアクセスできます。

アダルトサイトなどは、男性の方からすれば、とても嬉しいものかもしれません。

そういったサイトによって、性犯罪の頻発を抑制している効果があることも否定できません。

同じように、匿名での掲示板などもそうなのかもしれませんが、どちらも子どもにとっては害にしかなりません。

特に匿名の掲示板などは、いわゆるその掲示板を四六時中チェックしている「住人」と呼ばれる人々がいて、そういった人は面白半分でちょっと気に入らない特定の誰かを攻撃します。

近年、小中高生の間でもこの匿名の掲示板が流行り、実名を挙げて非難したりあることないこと書き込まれたりして被害に遭う子どもが増えています。

こういった場合、一番いいのは、子どもの目に触れさせないことです。

自分の名前が挙がれば、少なからずショックを受けますし、それが後々、心理的な負担となり、ゆくゆくは精神障害を起こしたり、自ら命を絶ってしまうなどの不幸にもつながりかねません。

 

先日、有名な「2ちゃんねる」という匿名の掲示板で麻薬の取引が行われたとのニュースが流れていました。

警察により捜査が開始されていますが、「2ちゃんねる」の創設者だけでなく、それぞれの掲示板の管理人といわれる人たちへの聴取も始まりました。

警察の事情聴取に対して、どの答えも非常に曖昧で、まるで自分には責任はまったくありませんというように取れるものばかりです。

確かに、聴取された方々それぞれが、自分で手を下したことではないにしても、匿名での掲示板が悪用されることなどは、最初から分かっていたはずです。

あまりにも無責任すぎる気がしますね。

 

特に、こういった掲示板によって傷つく子ども達の数が年々増加傾向にある中で、本当に匿名での掲示板は必要なのかと思ってしまいます。

私個人としては、まったく必要ないと思っています。

匿名であることで気が大きくなったり、誰かを追い詰めたりしても、その責任や罪悪感を感じにくいと思いますし、何よりも匿名というのは卑怯ですよね。

それだけ自分に自信がない人が多いのかもしれませんが、だからこそ、自分の意見にはちゃんと責任を持ち、他の人の意見を受け入れたりなどのコミュニケーションを通して、相手に何かを伝え、時には自分を振り返ったりすることで、人間として成長できるのだと思います。

 

嫌がらせが目的の掲示板は今すぐにでもなくしてしまうべきだと思います。

情報

2012/03/13

現代社会は情報社会と言っても過言ではないくらい様々な情報に溢れています。

これまでは図書館に出向いたり、書籍を購入したり、自分の足を使ってしか情報を得ることができませんでしたが、インターネットの普及により、自宅にいながら、また、出先でもi-foneやスマートフォンなどのツールを利用して、様々な情報を得ることができます。

確かにとても便利で、急ぎの際にお目当ての情報をすぐに入手できるのはとてもありがたいことです。

ですが、ネット上の情報が100%正しいか、と言われると、そのあたりはある程度の疑いを持たなければいけません。

このブログを見て下さっている方々も経験がおありと思うのですが、自分が入手したい情報を探したときに、必ずと言っていいほど、いろんな情報がありふれていて、どれが正しいのか分からなくなってしまいます。

同じことでも全く逆のものがあったり、ほとんどは納得できてもどこか違和感を感じたり・・・。

ですので、その情報をそのまま鵜呑みにするのではなく、一度違う視点でその情報を見つめ、何度も自分の中で咀嚼し、本当に自分に必要な情報だけを選ぶことが必要になってきます。

そのために、常日頃から、「自分で何かを選び取る」ことや「自分で選んだことに責任を持つ」ことを意識して生きていかなければいけません。

そして、常に何かを選んでいくということは、おとなになって急に身につくものではなく、生まれたときからその訓練は始まっています。

 

見学者

2012/03/12

うちの園は、常日頃からかなりオープンな感じですので、1年中を通して様々な見学者が訪れます。

保育園・幼稚園関係者や保育用品などの業者さん、園に通ってる保護者のお友だちや保育園を探している人など、本当に様々です。

特に、年が変わる前くらいから、保育園を探している保護者の方の見学が多くあります。

子どものことを思えば、どの園に入園させるかは保護者にとってとても悩むところです。

ですので、見学に来られた方には、いろんな園に実際に見学することをお勧めしています。

どうしても「合う・合わない」という相性の問題もありますから、保護者と子どもが納得する園に通うことが園生活をより充実して送ることができますから。

いろんな園を見学に行って、比較して、自分の家庭に合った園を選べるようにと、見学に来られた方には、園に関する様々な情報が掲載された「入園のしおり」と見学に来られた月のお便りの冊子(園だより・カリキュラム・ほけんだより・給食だより・クラスだより)をお渡ししています。

ところが・・・

これら見学者にお渡しするものには、職員の個人情報や、園での行事内容などが載っているのですが、それを嫌がらせの材料にする人が世の中にはいるんですね・・・。

あたかも自分がうちの園に通う子どもの保護者かのようなふりをして、役所にクレームの電話を入れる方が出てきました。

 

保護者からの相談や意見などは、その都度、できる限りの対応を心がけていますし、保護者の皆さんも、いろんなことを気軽に仰ってくれています。

日ごろから、いろんな保護者の方々が園に対してとても協力的ですし、園に通うすべての子ども達へ温かい眼差しを向けてくれてもいます。

 

確かに今の世の中はお世辞にも生き易い世の中とはいえませんし、それぞれがいろんな悩みやストレスを抱えているのが現状なのですが、だからといって、今回のように、自分のストレスを解消するために、うちの園の職員や保護者に迷惑をかけるような行為はやめてもらいたいものです。

 

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